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夏の風物詩ともいえるかき氷に、アジアブームが起こりそうだ。健康志向の高まりを背景に夏バテ防止効果を期待できる“韓国かき氷”や美肌に通じる“台湾かき氷”が話題になり始めている。本格的な夏の到来とともに「アジアンかき氷」がブレークするかもしれない。
▽夏バテ防止
東京・新大久保の韓国伝統料理・伝統茶の店「韓サラン」では韓国のかき氷「パッピンス」に伝統の五味子(オミジャ)茶をかけた「五味子パッピンス」を出している。780円で6月末ごろから売り出したところ、お茶とともに甘さを楽しむ人や、デザートとしてディナーをさっぱりと締めくくりたい人に好評という。
パッピンスは小豆、韓国もち、フルーツがトッピングされているかき氷で、量も日本のかき氷の2人分と多いのが特徴。ビビンバのように全体をかき混ぜてから食べるのが本来の食べ方だという。
夏バテに良く効くという五味子茶をかけて食べることで、甘さとともにさっぱりとした味を楽しめる。
「スタッフが試しに五味子茶をかけて食べたところ非常においしかったためメニューに入れた」
マネージャーの韓悠景(ハンユギヨン)さん(46)は誕生秘話を明かす。
五味子パッピンスは本場韓国でも食べられないため、同店では今後日本初の逆輸入韓国スイーツとして韓国に紹介していくことも考えている。
▽美肌効果も
東京・渋谷の青山通り沿いにあるスイーツカフェ「華々美人(ファーファーメイリン)」青山店では、台湾で人気のマンゴーをふんだんに使用したかき氷を扱っている。
「マンゴーにはビタミンやベータカロチンが多量に含まれていることから、女性の冷え性改善や美肌効果などが期待できる」(徳平知徳マネージャー)という。マンゴー人気と相まって健康志向の女性に人気があり、実際に客層は「8割以上が10代から30代の女性です」(同)とのこと。「マンゴーアイスシャワー」(600円)「デラックスマンゴーアイスシャワー(900円)が人気だ。
神戸・ハーバーランドにあるアジアンスイーツ専門店「ドラゴン スイーツ」(神戸市中央区)では、ベトナム風のかき氷が味わえる。「チェー」と呼ばれる豆、芋、とうもろこしなどの天然素材を煮込んで作るベトナムのぜんざいに、フルーツや白玉、緑豆あん、クラッシュアイスをトッピングした「ドラゴンチェー」(380〜480円)を販売しており、ヘルシーなデザートということもあって注文する女性が多いという。
フジサンケイ ビジネスアイ